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正常分子栄養学について

正常分子栄養学とは、森山晃嗣が提唱する栄養学です。

 森山晃嗣は、栄養素療法によって病気を克服した体験をきっかけに、米国医大通信講座で分子矯正医学(Orthomolecular Medicine)を学びました。また、分子生物学を学び、それぞれの考えを取り入れ、正常分子栄養学と称し講演活動や健康相談にのってまいりました。

 正常分子栄養学とは、簡単に言うと、
「私達が食べ物によってどのような分子を体に摂りいれれば細胞が正常になるのだろう」と言うことを考える栄養学です。

私達の身体は、自分が食べたもの、飲んだもの以外のものから・・・

  「私達の身体は、自分が食べたもの、飲んだもの以外のものからは何ひとつつくられません。これは学問的に真実です。」
Dr. Roger. J. Williams

ロジャー・ウィリアムス博士はこの言葉で栄養や食事のことを端的に伝えています。

ロジャー・ウィリアムス博士とは?

 ロジャー・ウィリアムス博士は、水溶性ビタミンB複合体の一種であるパントテン酸の発見者です。 また、近年、妊婦や乳幼児を持つ女性が摂ったほうが良いと言われている、葉酸の名付け親でもあります。 ウィリアムス博士は、「生命の鎖」という栄養バランス理論を展開しております。

 ウィリアムス博士は人間が成長し、生命を維持するために必要な栄養物質として次のものを挙げています。

【主要ミネラル】
カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、リン、塩素、硫黄

【微量ミネラル】
鉄、銅、亜鉛、コバルト、セレン、クロム、マンガン、臭素、フッ素、ケイ素、ヨウ素、モリブデン

【ビタミン】
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、リノール酸、ビタミンH、ビタミンK、ビタミンM、コリン

【必須アミノ酸】
イソロイシン、ロイシン、メチオニン、スレオニン、バリン、リジン、フェニールアラニン、トリプトファン

 以上の、42種がウィリアムス博士が「生命の鎖」とする栄養物質です。

その後、栄養学は研究が進み・・・

 森山晃嗣は、1977年にロジャー・ウィリアムス博士と出会い、この「生命の鎖」理論を学びました。

その後、栄養学の研究が進み、「生命の鎖」理論ではビタミン、ミネラル、アミノ酸などの分類が変わり、ミネラルは10種類も増え、脂肪酸についても分類ができております

 まず、ビタミンは、以前ビタミンFとも呼ばれていたリノール酸が脂肪酸の分類に入り、ビタミンB15、ビタミンB17が加わりました。
また、ミネラルは、主要、微量あわせて19種類が、現在では、微量ミネラルがさらに10種増え29種が必須とされています。

【追加された微量ミネラル】
ルビジウム、鉛、アルミニウム、カドミウム、ホウ素、バナジウム、ヒ素、錫、ニッケル、リチウム

なお、重ねてお伝えしますが、上記は、ロジャー・ウィリアム博士の提唱する「生命の鎖」理論でのミネラルに関する認識であり、日本ではまだまだ上記のようにはなっておりません。

 それ以外に、「生命の鎖」理論では、必要な栄養物質として、以下の4つの脂肪酸が追加されました。

【必須脂肪酸】
飽和脂肪酸、オメガ3、オメガ6、オメガ9

「体質」って何ですか?

 さて、それでは、私達の体のことに話を移していきましょう。

 私達は、
「私は太りやすい体質だから・・・」
とか
「子供がアレルギー体質で・・・」
というように、
「体質」 と言う言葉をよく用います。


一緒に考えてみましょう。
「体質」とは、何でしょうか?
体の質?
「その通りです。字の通りですね。」

「遺伝」や「親から引き継いだもの」??

そういう認識も世の中では広く言われています。

しかし、広辞苑などで調べてみると、
「遺伝と環境の相互の作用から生まれる身体の機能気質」
と定義されています。

「遺伝の作用」と言うのはなんとなくわかりますね。
では、 環境の作用というのは、どうでしょう?

「環境の作用」と言うのは生まれた後の、食事や運動などの生活全般の環境の作用と考えられるのではないでしょうか。

つまり、
「私は太りやすい体質だから・・・」
とか
「子供がアレルギー体質で・・・」
というように、
「生まれつきだから仕方ない」
と言うようなことはまったくありません。

体質とは、
その人の健康レベルであり、その人の器官や組織を作り上げている細胞の質によって決まるものなのです。

私達の身体は約60兆個の細胞から構成されています。

 人間は、お母さんのおなかの中で、1個の受精卵から細胞分裂を繰り返し、20歳前後には約60兆個の細胞を持つまでに成長します。それらの細胞は、5,6歳の子供では皮膚なら28日、胃なら200日、骨なら7年というそれぞれの周期で新陳代謝を繰り返しています。

 先ほど、体質とは、「その人の器官や組織を作り上げている細胞の質によって決まる」と言いましたが、つまり、器官や組織は、それぞれ個々の細胞から成り立っています。

 つまり、1個1個のそれぞれの質を持った細胞が約60兆個分だけ集まり、それが全身として、1つの体質を作っています。